アプリ紹介-強迫症を知るアプリ-

不安について知る“フアシル”というアプリがリリースされました。

“フアシル”は強迫症を知るアプリと社交不安症を知るアプリの2種類があります。どちらも無料でDLできます。無料なので試しに使ってみれるのがうれしいです。


まず、強迫症を知るアプリを使ってみました。

このアプリは、もともと疾患啓発を目的としているとのことで、強迫症ってどのような特徴があるのか、症状が進んでいく理由はなにか、どうやって良くなるのかなど、各セッションにわかれていて、チャットをしながら学んでいける感じになってます。

動画や漫画なども取り入れられているので強迫症を初めて知る人にもすんなり入っていけるようです。


https://fuasil.com/ (20240723参照)

emol株式会社


強迫症の治療には暴露妨害法という認知行動療法が推奨されています。

もちろん治療法はその他にもいくつかあります。


EMDRを強迫症の治療に用いることもあります。暴露妨害法では強迫的なものに対して馴れていく(馴化)をしていきますが、EMDRでは馴化を求めてはいません。


EMDRでは強迫行為(手洗いや確認など)をしなかった時にどのくらい苦痛なのか、身体感覚や感情はどうなのかに焦点をあてていきます。苦痛な感覚と今ここにいる感覚の二つのことに注意を向けながらEMDRセッションは進んでいくので、強迫的なものと一緒にいる時間が短くなるといった特徴があります。


治療法にはそれぞれ特徴があるので、自分に合った方法を探してみてください。

当相談室ではEMDRを中心に行っております。関心のある方は一度ご相談ください。

ハピネス発達心理相談室ー発達障害・トラウマ専門ー

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